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テイクオフ:会社のドライバーが忌引…

会社のドライバーが忌引き休暇を申請した。父親が亡くなったというのにすぐに帰省せず、休暇は数日後から。ほかのフィリピン人社員いわく、帰省する旅費がなく困っているのだとか。

会社規定に香典のことは書かれていない。ならば個人で香典を。しかし、現地の相場が分からない。フィリピン人社員に聞いても「包みたいだけあげればよい」と言うだけで、要領を得ない。どのぐらい旅費が必要そうなのかを尋ねると、バスで帰省なら往復で6,000ペソ(約1万2,600円)ほどとのこと。その半分を香典として出すことにした。

社内の有志から香典を募ると、フィリピン人全員を含む大半の社員から集まった。帰る前に礼を言うドライバーの表情を見ると、旅費は調達できたようだ。忌引き休暇明けの月曜日、ドライバーは無断欠勤。一瞬感じた社内の結束感は何だったのだろう。(谷)


関連国・地域: フィリピン
関連業種: 社会・事件

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