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アジア開銀、21年までに7850億円融資で覚書

アジア開発銀行(ADB)は4日、2019~21年にフィリピン政府へ総額71億米ドル(約7,850億円)を融資するプログラムについて、同国の国家経済開発庁(NEDA)、財務省と覚書(MOU)を締結したと発表した。経済成長、貧困率の引き下げ、所得格差の解消を支援する。ドゥテルテ政権のインフラ整備計画「ビルド・ビルド・ビルド(BBB)」には、全体の6割以上の約45億米ドルが充てられる予定だ。

同プログラムの融資の3分の2は、地域間の接続性改善や都市化を促す鉄道、橋、道路、洪水管理事業に充てられる。3分の1は政策支援や、全ての人が金融サービスにアクセスできるようにする金融包摂、資本市場開発など社会制度の整備向けとなる。

ADBは、19~21年のフィリピン向け「国別業務計画(COBP)」で、インフラ整備の加速、地方経済開発の促進、貧困率を現状の21.6%から22年までに14%に引き下げることへの支援を優先している。

覚書の署名式は、NEDAのペルニア長官の立ち会いの下、6月29日に実施された。式典には、各事業の実施機関となる公共事業道路省、運輸省、内務・自治省などの職員も参加した。


関連国・地域: フィリピン
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済

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