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イクシスLNG、生産開始がまた遅延か

国際石油開発帝石(INPEX)がオペレーターとして進めるオーストラリアのイクシス液化天然ガス(LNG)プロジェクトの生産開始が遅れているもようだ。同社は5月31日、同プロジェクトの沖合生産・処理施設(CPF)の試運転などの生産準備が完了したとし、6月末までに生産を始めると述べていた。5日付シドニー・モーニング・ヘラルドなどが伝えた。

INPEXの幹部は3日、イクシスLNGプロジェクトの生産がまだ始まっていないと述べ、最終的な安全チェックなどいくつかの小さな問題が残されているとした上で、大きな問題はないと説明した。ただし具体的な生産開始時期については明らかにしていない。

同プロジェクトは当初、2016年末までに生産を開始する計画だったが、これを17年半ばに延期。さらに今年3月に延期されていたが、悪天候やサイクロンなどの影響もあり、再度、第2四半期(4~6月)中に延期されていた。

コンサルティング会社ウッド・マッケンジーのブラウン氏はフェアファクス・メディアに対し、同社が5月、9月末までの出荷を目指すとしていたが、業界関係者の多くは野心的すぎると見ていたと指摘。出荷が第4四半期(10~12月)にずれ込むと予想している。

同氏は、INPEXの幹部が新たな生産開始時期を明らかにしなかった理由について、同社がこれまで、実際には実現できない期限を繰り返し設定してきたためではないかと述べている。

イクシスLNGの権益比率は、INPEXが62.245%で、フランスの石油大手トタルが30%。このほか、台湾中油が2.625%、東京ガスが1.575%、大阪ガスが1.2%、関西電力が1.2%、東京電力と中部電力の合弁会社JERAが0.735%、東邦ガスが0.42%をそれぞれ出資している。


関連国・地域: 台湾オーストラリア日本欧州
関連業種: 建設・不動産天然資源電力・ガス・水道マクロ・統計・その他経済

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