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豪大手CEO給与は下落「人材誘致が困難」

オーストラリアの上場企業上位100社の最高経営責任者(CEO)の平均給与は、2007年の174万豪ドル(約1億4,170万円)から昨年は154万豪ドルに下落していることが、コンサルタントのイーガン・アソシエーツの最新調査で分かった。昨年就任した上位200社の新CEO25人の給与は、平均で前任者の給与より25%低いという。CEOの給与水準は高すぎるとする見方が政界で広がっている中、専門家らは、CEOの給与は世界金融危機以来下落しており、有望な人材の誘致の妨げになっているとの見方を示している。3日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。