タックスホリデーで新車特需、在庫切れも

マレーシアの新車市場がにわかに活気付いている。GST(消費税)が6月1日に実質廃止され、SST(売上・サービス税)が再導入される9月まで3カ月間のタックスホリデー(免税措置期間)が生まれた上に、ハリラヤ・プアサ(断食明け大祭)に合わせた販促も実施されているためで、販売・予約件数は軒並み例年の2倍以上となっているようだ。26日付スターが伝えた。

ナザ・コーポレーション自動車部門の最高経営責任者(CEO)、サムソン・アナンド・ジョージ氏は、同社が扱う自動車ブランドはいずれも、販売実績と予約ともに2倍以上だと指摘した。同社は、韓国・起亜自動車、フランスのプジョー、シトロエン、米国シボレーなどの販売代理店を務めている。

その他の自動車ブランドも販売は好調だ。トヨタ自動車の販売代理店によると、週末の来店者数は増加しており在庫もなくなったという。ホンダの販売代理店の担当者も、6~8月の在庫は売り切れたと説明している。

タックスホリデーがハリラヤ販促と重なったことも販売増につながった。トヨタの中型セダン「カムリ」の購入者によると、免税額が約8,000リンギ(約22万円)だった上に、ハリラヤ販促でさらに7,000リンギの値引きがあったという。

自動車市場の活況を受けて、マレーシア自動車協会(MAA)は18年通年の販売台数予測を修正する可能性がある。アイシャ・アーマド会長は、「もし修正するならば、7月18日に発表するかも知れない」と述べている。従来の予測値は前年比2.3%増の59万台だった。


関連国・地域: マレーシア
関連業種: 自動車・二輪車社会・事件政治

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