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テイクオフ:「Not if, bu…

「Not if, but when」――。こうした標語の躍ったポスターを街で見掛ける。例えばイラストに描かれているのは、けがをした脚から血を流す男性と、手当をする女性の姿。テロへの備えの必要性を訴えるものだ。

シンガポール政府は2016年、国民全員がテロ対策に参画することを目指す「SGセキュア」計画を始動。その一環として、武装勢力による襲撃を模した訓練があちらこちらで行われている。国内で近年テロが発生した例はないものの、欧州などで頻発した事件に危機感を強めている表れだ。

脅威にさらされているのは日本も同じ。しかも二十数年前には地下鉄サリン事件という「国産テロ」も発生し、先には首謀者らの死刑が執行された。にもかかわらず、政府にも国民にも切迫感はあまり感じられない。日本でもいつか必ず起きるのは地震だけではないと心得て、不測の事態に備える必要がありはしまいか。(墺)


関連国・地域: シンガポール日本
関連業種: マクロ・統計・その他経済社会・事件

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