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テイクオフ:取材先での待ち時間、受…

取材先での待ち時間、受付カウンターにいたマレー系マレーシア人の女性2人から「ちょっと聞きたいんだけど」と話しかけられた。「あの女性の顔、修正しないと掲載できなかったって本当?」。こちらは「あの女性」が分からず困惑していると、もう1人が「それじゃ分からない」と名前を明かした。前政権の最高権力者の夫人だった。

政権交代後、ナジブ政権下でのタブーが、市民の間でもおおっぴらに話題に上る。「あの女性」は先ごろ、不正蓄財の疑いで当局の聴取を受けたが、地元紙に掲載された写真が、それまで知っていた顔と全く違ったため驚いたという。

「前はこの話もできなかった」と、2人は投資公社ワン・マレーシア・デベロップメント(1MDB)疑惑の話題を大声で続けた。もちろん、現政権にもタブーが生まれない保証はない。この開放的な雰囲気がいつまでも続いてほしいと思う。(北)


関連国・地域: マレーシア
関連業種: 社会・事件

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