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求人倍率が2年ぶり1倍超え、1~3月期

シンガポール人材開発省(MOM)が13日発表した雇用統計によると、3月時点の求人倍率は1.04となり、2016年3月以来、初めて1.0倍を上回った。サービス業を中心に求人募集が増加した。人員整理の対象となった人数も減少している。

3月の失業率(季節調整済み、改定値)は、外国人を含む全体で2.0%、シンガポール人と永住権(PR)保持者では2.8%だった。17年12月からそれぞれ0.1ポイント、0.2ポイント低下。シンガポール人に限ると3.0%で、17年12月から横ばいだった。失業率はいずれも、4月に発表された速報値から変化はなかった。

1~3月期の総雇用者数(改定値)は、前期比3,700人増加。速報値の1,200人増から大幅な上方修正となった。サービス業は1万3,000人増加。社会福祉サービス、金融・保険、運輸・倉庫分野などで雇用が増えた。一方、製造業と建設業はそれぞれ3,800人、5,600人減少。造船や建設現場でのワークパーミット(WP)保持者が減少した。ただいずれも速報値からマイナス幅は縮小している。

1~3月期に人員整理の対象となったのは2,320人。前期の3,680人から大幅に減少し、13年1~3月期以来、5年ぶりの低水準となった。

MOMは18年の労働市場について、「1~3月期はわずかに上向いた。ただ今後も引き続き求人数は増加するものの、業種に偏りが出る」と予想。金融・保険、情報通信・メディア、医療、物流などでは多くの新規求人が見込めるが、建設、造船では厳しい状況が続くとした。また、シンガポール人の失業率は2年ぶりの低水準となっており、これ以上の改善は厳しいとの見通しを示した。


関連国・地域: シンガポール
関連業種: マクロ・統計・その他経済雇用・労務

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