テイクオフ:北京の旧市街地に延びる…

北京の旧市街地に延びる細い路地、胡同にひっそりとたたずむ寿司屋がある。カウンター8席のみで、1,500元(約2万5,800円)のコースしか出さない。日本人、ではなく北京人の大将が営む店だ。

事前にふくれあがった期待を、その店は裏切らなかった。ネタが高級だから、という単純なものではなく、食材をどれだけ大切に扱い、料理にどれだけ手間をかけているか。そのこだわりが大将の手元と、客一人ひとりに対する料理の説明から伝わってきた。

「この値段のコース一本に絞ってから、日本人のお客さんは減ってしまって」。そうさみしそうに語った大将は雨が降る中、店の外に立ち、振り返ると何度も頭を下げて見送ってくれた。友人と私の姿が見えなくなるまで。ここまで「おもてなし」を体現できる店は、日本でもどれだけあるだろうか。接客業でも中国の進化は著しい。(天)


関連国・地域: 中国-全国
関連業種: 商業・サービス社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

新都市開発で対話集会開催へ 透明性欠如との指摘に対応(06/19)

テイクオフ:普段からよく使っている…(06/19)

米が追加関税へ、中国も報復 相互に500億ドル分、7月発動予定(06/19)

豪とEUがFTA交渉開始 共同で保護主義に反発(06/19)

中国メディアが批判、米の追加関税(06/19)

外資の利用拡大へ、国務院が複数の推進策(06/19)

ダーウィン港管理の中国企、多大な負債に困窮(06/19)

プロトン成長の鍵はEV開発、経済学者提言(06/19)

港澳一号、マカオへの運賃は170ドルから(06/19)

国税局と地税局が統合、各省で新機関発足(06/19)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社エヌ・エヌ・エーは一切の責任を負いません。

出版物

各種ログイン