アマゾン委託先工場の労働条件、団体が批判

米国の非政府組織(NGO)チャイナ・レイバー・ウオッチ(CLW)は、ネット通販大手の米アマゾン・コムが中国本土の生産委託先工場から極めて安価に製品を調達している結果、同工場の労働者が劣悪な労働条件を強いられていると批判した。ニュースサイトの新浪網などが11日伝えた。

CLWが問題にしているのは、湖南省衡陽市にある台湾系富士康科技集団(フォックスコン・テクノロジー・グループ)傘下の工場。同団体は9カ月にわたった調査の結果として、同工場で働く労働者の賃金が低い上、残業時間は月100時間超と、国の法令が定める上限の月36時間を大幅に超えていると指摘。その原因は、アマゾンが同工場から人工知能(AI)スピーカーを1台40米ドル(約4,400円)という安値で調達していることにあるとの見方を示した。

賃金が安いことから、同工場の労働者は一定の収入を維持するために異常な長時間労働を余儀なくされているとCLWは分析している。

アマゾンは11日、衡陽フォックスコンの工場で労働法令違反が行われていることを認めたという。


関連国・地域: 中国-全国台湾米国
関連業種: 運輸・倉庫雇用・労務政治

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