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MRT3号線の建設中止、大型開発に影響

マレーシア政府が先ごろ決定したMRT(大量高速交通システム)3号線の建設中止を受け、クアラルンプール(KL)周辺で推進中の大型都市開発への影響が懸念されている。11日付マレーシアン・リザーブが伝えた。

不動産業界の専門家は、KL中心部の国際金融区「トゥン・ラザク・エクスチェンジ(TRX)」、プドゥ刑務所跡地再開発プロジェクト「ブキビンタン・シティーセンター(BBCC)」、政府系投資会社プルモダラン・ナショナル(PNB)が建設主体の118階建て超高層ビル「PNB118タワー(ムナラ・ワリサン・ムルデカ)」、ドゥタ通り沿いの大型プロジェクト「KLメトロポリス」などがマイナス影響を受けると指摘。

また、別の専門家は「環状線との接続を失えば、既存のMRT1号線や建設中の2号線も意味をなさなくなる」と指摘した。公共交通の利用を促進し交通渋滞を緩和するには都心で郊外路線をつなぐ環状線が必要で、建設中の大型事業もMRT3号線の完成を想定して計画されており、見直しは避けられないという。

MRT3号線は、KL中心部のミッドバレーやモントキアラなど市街地を結ぶ環状線となる計画だった。試算されていた総工費は500億リンギ(約1兆3,780億円)で、2019年の着工、25年の開通を見込んでいた。マハティール首相は記者会見で、「財政破綻を避けるために恩恵の少ない事業を中止する」と説明した。

BBCCには、三井不動産の「三井ショッピングパーク・ららぽーとクアラルンプール(仮称)」、5棟のサービス・アパートメント、4つ星ホテルなどが入居する予定だ。


関連国・地域: マレーシア
関連業種: 建設・不動産運輸

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