リコー、豪ITサービス企初の炭素中立達成

リコー・オーストラリア(豪リコー)はこのほど、オーストラリアのITサービス企業としては初めて、二酸化炭素(CO2)の排出量と吸収量を同じ量とするカーボンニュートラル(炭素中立)を達成したと発表した。労働環境の見直しなどで、過去5年間に総電力消費を26%削減したという。【NNA豪州編集部】

豪リコーの関係者はNNA豪州に対し「今年のわが社のCO2排出量は約9,873トン」と述べた。排出削減分のうち、24%はエネルギー効率の良いシドニー北部ノースライドのビルへの移転に由来するほか、◆海外出張の代わりにテレビ会議を採用することでの削減分:18%◆リサイクル推進による削減分:19%――などとなっている。

このほか、コピー機で使うトナーについて、耐久性を向上させたほか、トナー供給での顧客サービスを効率化してエネルギー消費を減らすために作業を自動化することで、◆供給時間の短縮◆過剰在庫の回避◆使用期限前の交換回避――などを達成している。

また、コールセンターを拡充して顧客サービスを向上することで、これまで必要だった社員の顧客訪問の回数を減らしたほか、衛星利用測位システム(GPS)を導入することで、顧客訪問の効率化を達成するなど、自動車の走行距離を大幅に減らし、CO2排出を減らしたという。自宅からでも働ける柔軟な勤務体制も取り入れ、通勤に伴うCO2排出も削減している。

さらに、リコー本社から炭素クレジットを購入することなどでもCO2排出を相殺している。豪リコーのCO2排出量は2015/16年度に前年度比13%増だったという。

リコー本社は13年、温室効果ガス排出量を正確に測定し、削減するための戦略を独自に検証することで国際規格カーボンゼロ(carboNZero)の認証を取得している。


関連国・地域: オーストラリア日本
関連業種: IT・通信商業・サービス社会・事件

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