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ジェトロのスタートアップ支援、上海で始動

日本貿易振興機構(ジェトロ)は、日本のスタートアップ企業などを対象にした新たな支援事業の拠点となる「ジェトロ・グローバル・アクセラレーション・ハブ」を上海市で開設し、29日に日系企業に提供するコワーキングスペース(共有オフィススペース)などを公開した。

同事業では、海外のスタートアップ支援環境、エコシステム(複数の企業が共存共栄する仕組み)を活用したビジネス拡大を目指す日系企業に対し、現地ブリーフィングサービス、事業戦略立案のアドバイス、現地パートナー候補やベンチャーキャピタルの紹介、コワーキングスペースの提供などを行う。一連の支援は、ジェトロが指定したスタートアップ企業への支援経験を持つ「アクセラレーター」と呼ばれる地場企業が担当する。

上海でのアクセラレーターには、匠新と、同社の親会社であるX Nodeが選出された。匠新は日本と中国でアクセラレーションサービスを提供する日中合弁の企業。X Nodeもアクセラレーションサービス企業で、大手からスタートアップまで幅広い企業に対しコワーキングスペースやイノベーションプログラムを提供している。X Nodeのコワーキングスペースは、上海市内の静安エリアに位置。同エリアにあるオフィスビルの複数フロアに合計約3,500平方メートルのスペースを持ち、デスク単位から個室まで、スタートアップ企業の需要に合わせて業務スペースを提供している。ジェトロの支援事業もこのX Nodeのコワーキングスペースを利用する。

ジェトロの同支援事業は、中国国内では深センで5月初めにサービスを開始している。ほかインド・ベンガルール(バンガロール)、フィンランド・ヘルシンキ、米国・シリコンバレー、アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイ、シンガポール、イスラエル・テルアビブでも展開している。

サービスを受けることができるのは、◇海外展開を検討する日本登記の中堅、中小、スタートアップ企業◇海外展開のための技術や製品、サービス(開発中を含む)を持っていること――などが条件となる。

ジェトロ・グローバル・アクセラレーション・ハブで提供されるコワーキングスペース=29日、上海市静安区

ジェトロ・グローバル・アクセラレーション・ハブで提供されるコワーキングスペース=29日、上海市静安区


関連国・地域: 中国-上海日本
関連業種: サービスマクロ・統計・その他経済

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