GST撤廃後の物価、厳しく確認=消費省

マレーシアの国内取引・協同組合・消費省は、国内の事業者が6月のGST(消費税)廃止に伴い、きちんと価格を引き下げているかどうかを厳しくチェックする方針だ。28日付スターが伝えた。

ロスラン・マフユディン監視局長は28日、事業者が6月以降に価格をごまかし、GST込みで販売するのを防ぐため、同省が商品のサンプル検査を行い、適正価格で販売しているかどうかを監視する意向を表明。既にGST撤廃前の価格を把握しており、撤廃後の価格と比較可能な状況にあることを明らかにした。

一方、同局長は食肉、野菜など生活必需品の価格がこのところ上昇していることについて、16日にイスラム教の断食月(ラマダン)に入ったのが主因と指摘。ラマダン月には需要が増大する一方で生産が減るため、商品が値上がりするのは避けられないとの見解を示した。ただ、適正な範囲を超えた過剰な値上げは認められないとして、同省が価格を監視していることを強調した。

マレーシアでは先ごろの総選挙で、当時の野党連合がGST(現行税率6%)の撤廃を公約のひとつに掲げて勝利し、政権交代が実現した。これを受けて財務省は16日、来月1日付でGST税率を0%とし、事実上の撤廃を発表していた。


関連国・地域: マレーシア
関連業種: 経済一般・統計政治

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