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キャセイ、LCCの要素取り入れを模索

香港の航空大手、キャセイパシフィック航空の盧家培(ポール・ロー)最高顧客・商務責任者(CCO)はこのほど、格安航空会社(LCC)の要素を取り入れた経営を模索していく考えを示した。28日付明報が伝えた。

盧CCOは足元の航空業界について「フルサービスキャリアとLCCの境界線が曖昧になりつつある」と指摘。LCCから学べることは既存業務に取り入れていく考えだが、あくまでフルサービスキャリアとしてより良いサービスの提供に努めると述べた。

広東省・香港・マカオの経済協力を強化する構想「粤港澳大湾区」での旅客需要が高まるとみて、航空券と高速鉄道を組み合わせて販売する構想があることにも触れた。今年下半期(7~12月)には航空券の新しい電子購入システムを導入するという。

燃料ヘッジ契約による損失問題については、原油価格の高騰に伴い今年はマイナスからプラスに転じる可能性があるとの見方を示した。ただ燃料ヘッジによる効果は一時的なもので、燃料費のコスト圧縮には機材の燃費向上が最善策だと述べた。今年はエアバスA350の最新型機8機が納入される見通しで、燃費改善が期待されている。

同社は2016~17年に2年連続の最終赤字を計上したことを受け、昨年から3年間の企業再編に着手。再編効果により、今年上半期(1~6月)の業績は、昨年下半期に比べ一段と改善するという。リストラに伴う社内再編計画は昨年終了しており、今年は現場社員1,000人を雇用する方針だ。


関連国・地域: 香港
関連業種: 運輸IT・通信サービスマクロ・統計・その他経済

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