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UDトラックスが新型クオン発売、海外2カ国目

スウェーデンのボルボ・グループ傘下のUDトラックス(埼玉県上尾市)は24日、シンガポールで大型トラックの新型クオン(Quon)を発売した。海外ではオーストラリアに続き、2カ国目となる。

新型クオン(後方)の魅力を説明するUDトラックスの岸氏(右から1人目)とベルジュ・サラモン氏(同2人目)=24日、シンガポール中部(NNA撮影)

新型クオン(後方)の魅力を説明するUDトラックスの岸氏(右から1人目)とベルジュ・サラモン氏(同2人目)=24日、シンガポール中部(NNA撮影)

クオンは同社のプレミアムトラックのフラッグシップモデルで、運転操作性、燃費・環境性能、安全性、生産性、稼働率の向上に注力した。

シンガポール政府はIT国家「スマートネーション」の構築を掲げ、さまざまな業界で積極的にスマートテクノロジーの導入を推進。物流業界でも革新的な技術を取り入れ生産性を向上させることで、国際物流のハブとして競争力を高めようとしている。UDトラックスはこうしたシンガポールの取り組みに貢献できるところが大きいとみて、クオンの投入を決めた。シンガポールの陸上交通庁(LAT)が、日本の最新の排ガス規制「平成28年ディーゼル重量車排出ガス規制(ポスト・ポスト新長期規制=PPNLT)」の基準を受け入れたことも、クオン投入を後押しした。

UDトラックスのピエール・ジャン・ベルジュ・サラモン・シニア・バイス・プレジデント(海外セールス担当)によると、昨年実績でシンガポールのトラック市場でのUDトラックスのシェアは約10%。クオンの投入でこれを引き上げていきたい考えだ。同氏は「クオンは運転操作性が向上し、乗用車と同じように誰でも簡単に扱うことができる」と説明。「日本やシンガポールなど、働き手として若い男性だけでなく女性や高齢者も多い先進国では、クオンのような誰にでも運転しやすいトラックの需要は大きい」と話した。

UDトラックスは同日、シンガポール中部で新型クオンの3モデルのお披露目会を開いた。同社の岸伸彦シニア・バイス・プレジデント(ブランド・コミュニケーション・プロダクト担当)によると、UDトラックスは「現場目線」と「ドライバーや運行管理者などトラックに関わる人への思いやり」に徹底的にこだわっているという。同氏は「新型クオンは現在シンガポールで手に入る中で最高の大型トラック」と自信をのぞかせた。

同社の広報担当者によると、UDトラックスのシンガポールでの車両販売台数は2017年実績で190台だった。


関連国・地域: シンガポール日本欧州
関連業種: 自動車・二輪車運輸マクロ・統計・その他経済

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