第3回パンロン会議を延期、6月に開催か

ミャンマー政府は、5月に開催を予定していた3回目の和平会議「21世紀パンロン会議」を延期する見通しだ。停戦協定(NCA)に署名した少数民族武装勢力が他の会議に出席しなければならないと主張していることが理由だと説明している。21日付の米ラジオ・フリー・アジア(RFA)電子版が伝えた。

政府代表、国軍高官、NCA署名勢力が5月末に集まり、新たな開催日を決定する予定という。

延期理由について、少数民族勢力の1つ、パオ民族解放機構(PNLO)のクン・オッカー大佐は、「署名済みの10勢力の代表で構成する委員会『和平プロセス監視チーム(PPST)』は26~28日、タイのチェンマイで会合を開く予定になっているほか、アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相が議長を務める連邦和平対話合同委員会(UPDJC)の事務局会議など複数の会議を開催しなければならない」と説明。「作業部会の会議だけでも2週間必要なため、5月中にパンロン会議に参加することは時間的に困難。おそらく6月に延期されるだろう」と述べた。

ゾー・テイ国家顧問府報道官は、「政府はパンロン会議開催に向けて準備を進めてきた。延期は望んでいないが、少数民族武装勢力側が準備が整っていないと主張している」と述べた。

政府は、2016年8月末~9月にかけて開いた1回目の21世紀パンロン会議後、6カ月ごとに同会議を開催していく方針を示したが、各地で発生している国軍と武装勢力との衝突などが原因で実現していない。2度目のパンロン会議は17年5月に開催された。

NCA署名済みの武装勢力は、2月に新モン州党(NMSP)とラフ民主同盟(LDU)が署名したため、当初の8勢力から10勢力に増えた。


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