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【この人に聞く】希釈タイプの販売に再挑戦

カルピス、攻めの姿勢打ち出す

日本国外では「カルピコ」の製品ブランド名で乳酸菌飲料などを製造・販売するカルピス。インドネシアでは国内工場で主力の「カルピコミニ」を年間約3億本も生産する。今年に入り、缶入りの「カルピコソーダ」のデザインを20年ぶりに刷新。3月には希釈用原液(濃縮タイプ)の「カルピコ」、4月にはヨーグルト風味の「カルピコグルト」の販売を開始するなど次々と攻めの姿勢を打ち出している。挑戦を続けるカルピス・インドネシアの川又哲(かわまた・さとし)社長に今後の展開や見通しを聞いた。(聞き手=高越咲希)