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矢崎など3社、求荷求車サービスを開始へ

タコグラフなどを製造・販売する矢崎エナジーシステム(東京都港区)、求荷求車サービスのトラボックス(東京都足立区)、タイの商用車向けテレマティクスシステムのDTCエンタープライズは21日、タイで6月に求荷求車サービスを開始すると発表した。タイの物流環境の改善を支援し、初年度に3,000社の会員獲得を目指す。

新サービスでは、荷主と運送会社の情報をウェブサイト上でマッチングする。荷主が運びたい荷物の情報をウェブ上で登録する一方、運送会社は登録された情報から受注したい荷物を選択。成約後は、双方が電話を通じてやり取りすることになる。利用料金は、運送会社が登録料1,000バーツ(約3,450円)、サービス料は月1,000バーツで、荷主側は無料。

12月からは運送会社の業務条件に見合った荷物情報を、サーバー側が自動検索して運送会社に提供するサービスや、衛星利用測位システム(GPS)と連動したリアルタイムな配送状況の情報提供も計画している。

矢崎エナジーの担当者によると、タイの物流業界は交通事故や慢性的な交通渋滞、貨物の配送遅延、紛失・破損などの問題を抱えており、輸送品質と物流面での生産性の向上が求められている。同社はサービスの開始によりこうした問題解決を支援する考えで、タイを皮切りに、東南アジア諸国連合(ASEAN)の他の国で事業の横展開も視野に入れる。

矢崎エナジーとDTCは、2015年から共同で商用車向けテレマティクスサービスを展開。タイでは装着台数ベースでトップシェアを保有する。既存顧客から求荷求車サービスのニーズが多かったことから、日本で同事業を展開するトラボックスと提携し、3社で事業化する方針を決定した。

新サービスの開始に当たり、3社は新会社TR@MOVE(トラムーブ)を9月に設立する計画。資本金は500万バーツ。事務所はバンコクにあるDTC内に構える。


関連国・地域: タイ日本
関連業種: 自動車・二輪車運輸IT・通信

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