ティラワSEZ、農民に不法侵入の有罪判決

ミャンマーの最大都市ヤンゴン近郊のチャウタン郡区裁判所は7日、ティラワ経済特区(SEZ)の隣接地に住む農民33人に対し、同SEZへの不法侵入で有罪判決を下し、1人当たり500チャット(約41円)の罰金を科した。ミッジマ(電子版)が12日伝えた。

問題となった土地は、政府が1996年に農民らから収用。農民らはその後も耕作を続けていたが、新たな土地所有者となった国軍系企業ミャンマー・エコノミック・コーポレーション(MEC)が2014年、農民らに対する訴訟を提起し、15年5月には政府が補償金の支払いを申し出ていた。

裁判で農民らを支援した非政府組織(NGO)、アースライツ・インターナショナル(ERI)のベン・ハードマン副法務ディレクターは「今回の有罪判決は、他の土地収用問題で農民側が有利になるのを避けるための判断」と指摘。過去の土地収用問題の解決姿勢を打ち出す、政府の方針に逆行するものだと批判した。

MECは、収用した土地の一部に港湾施設を建設している。


関連国・地域: ミャンマー
関連業種: 経済一般・統計建設・不動産社会・事件政治

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