フィッチ、香港銀行業の評価を引き下げ

大手格付け会社のフィッチ・レーティングスはこのほど、香港の銀行の経営環境に対する評価を「aプラス」(見通しは「弱含み」)から「a」(見通しは「安定的」)に引き下げた。香港と中国本土の結びつきによる影響が強まっているためと説明した。

フィッチは、香港と本土の経済・金融システムの連結性が強まり、リスクが生じているとの見方を表明。本土のガバナンス水準は香港を大きく下回っていると指摘した。不動産価格の高騰による香港のリスクも考慮した。

フィッチの経営環境の評価は、経済環境、金融市場の発達度、規制と法的枠組みなどを考慮している。

一方、香港経済日報によると、香港金融管理局(HKMA)は、「本土と世界の経済融合が進む中、多くの本土系銀行が香港に拠点を設け、国際業務を手掛けていることは正常な行為。本土系銀行を監督管理する際にもHKMAは独立性を保っている。フィッチの指摘には根拠がない」と批判した。


関連国・地域: 中国香港
関連業種: 金融・保険政治

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