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上場企業4月売上高、単月の過去最高更新

台湾株式市場の集中市場である台湾証券交易所(証交所、TWSE)と店頭市場に当たる証券櫃抬売買中心(OTC)の上櫃(グレタイ)市場(GTSM)の4月の売上高が出そろい、売上高総額は2兆6,200億台湾元(約9兆6,400億円)だった。清明節連休で稼働日数が少なかったこともあり、前月比では5.1%減ったが、前年同月比では12.4%増加。4月単月の過去最高を更新した。原材料価格の高騰などを背景に売り上げの押し上げ要因があった。11日付工商時報が伝えた。

上場市場別では、集中市場上場933社の売上高総額が2兆4,600億元で、前年同月比12.0%増えた。上櫃上場757社の売上高総額は1,700億元で、10.8%増えた。売上高が4月としての過去最高となった企業は48社で、3月の138社からは大幅に減少した。

前年同月比で増収幅が最も大きかった業種は石油・電気・燃料の54.3%。次いで電器・電線ケーブルの38.8%、3位がセメントの37.4%となった。いずれも、国際原油価格や金属価格、セメント原料価格の上昇が売り上げに寄与した形となった。一方、前月比で減益幅が大きかったのは、光電の41.1%、次いでネットワークの23.7%、貿易百貨の17.5%の順だった。

台湾経済の中で大きな比重を占めるハイテク産業の当面の見通しについて、富邦証券投資顧問の幹部は、「ビッグデータや人工知能(AI)など新分野の需要は強く、これまでのパソコン(PC)や携帯電話に代わる動きとなっている」と指摘。とりわけ、川上に位置する材料・部品不足が続くと見て、「ウエハーのほか、受動部品などの好況が続く」との見方を示した。


関連国・地域: 台湾
関連業種: マクロ・統計・その他経済

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