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ドル建てスクークの発行加速、米企業が提言

マレーシアは、米ドルを中心とする外国通貨建てのスクーク(イスラム債)発行に力を注ぐべき――。米国に本拠を置く国際的な独立系資産運用会社、フランクリン・テンプルトン・インベストメンツが25日に提言した。26日付マレーシアン・リザーブが伝えた。

フランクリン・テンプルトン・インベストメンツ(中東)のモヒエディン・クロンフォル(Mohieddine Kronfol)最高情報責任者(CIO)は、「マレーシアがリンギ建てスクークの発行だけに力を入れている限り、イスラム金融の中心地として浮上することは難しい」との見解を表明。米ドル建てスクークの発行などを増やすことで、外国の起債者を国内市場に呼び込むことができ、スクークの国際市場でマレーシアの存在感を高める結果になると指摘した。

さらに資金調達の必要性を高める中国企業の誘致を図る上でも、米ドル建てスクークの発行を促進することは大きな意味を持つとの見方を示している。マレーシアの外国通貨建てスクークの発行額は、現時点でインドネシアを下回っているという。

同CIOによると、今年の世界のスクーク発行額は世界経済の成長やイスラム金融システムの拡大により、前年比で15~20%の伸びを記録する見通し。昨年の発行額は4,420億米ドル(約48兆3,020億円)で、2000年からの年平均成長率(CAGR)は24%に達している。


関連国・地域: マレーシア
関連業種: 金融

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