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軍系野党、難民の移動の自由容認に猛反発

ミャンマーの軍系野党、連邦団結発展党(USDP)は、身分証明書(NVC)を持つイスラム教徒少数民族ロヒンギャの難民に移動の自由を認めることは断固としてできないと主張している。ミャンマー・タイムズ(電子版)、ビルマ民主の声(DVB)電子版が伝えた。

ウィン・ミャ・エー社会福祉・救済復興相が19日、NVCを持ち、移民局で所定の手続きを終えた難民には、国内を自由に移動することを認めると発言したことに反発したもの。実際には、NVCを保持した上でさらに別の認可を取得する必要があり、誤解を受ける表現だった。チョー・ティン・スエ国家顧問相が別途、事態収拾に向けて社会福祉・救済復興相の発言を否定する説明を行ったが、USDPの反応はロヒンギャに対して国民が抱く複雑な感情を如実に表したといえそうだ。

USDPの広報担当ナンダー・フラ・ミン氏は、社会福祉・救済復興相の発言に対して「国民でない者に国民の権利を与えるべきではない」と強く反発。「テロリストやイスラム過激派の国内での移動や活動を助長する恐れがある」とも述べた。

NVCは、移民局が身分を確認できた難民に発行される証明書で、過去2カ月間で2万6,000人以上に発行された。バングラデシュから帰還するロヒンギャ難民へのNVC発行は、コフィ・アナン元国連事務総長を委員長とするミャンマー政府のラカイン問題諮問委員会の提言にも含まれている。


関連国・地域: ミャンマー
関連業種: 政治社会・事件

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