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ヘルススコープに巨額の買収提案=BGH

オーストラリアの病院経営大手ヘルススコープに対し、プライベートエクイティ(PE)企業BGHキャピタルが率いるコンソーシアムが41億豪ドル(約3,397億円)の買収案を提示したことが分かった。買収提案は同社株主からは好意的に受け止められるとみられている。26日付けオーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが報じた。

コンソーシアムには、ヘルススコープの最大株主で、同社株式の14%を保有する退職年金ファンド大手オーストラリアン・スーパーをはじめ、シンガポール政府系投資会社のGIC傘下のキャロブ・インベストメント・プライベート・リミテッドやカナダの教員向け民間年金基金オンタリオ・ティーチャーズ・ペンション・プラン・ボード(OTPPB)などが参加する。

コンソーシアムは、1株当たり現金2.36豪ドル、合計約41億豪ドルの買収案を提示。同社の4月24日の株価終値2.03豪ドルに16%のプレミアムを乗せた金額となる。また買収案は、ヘルススコープが資産売却を行わないことを求めており、これには同社が売却を検討しているとされるアジアの病理検査事業も含まれる。今後はデューデリジェンス(資産査定)や買収額の借入の確保などが行われる見通しだ。

ヘルススコープはコンソーシアムから買収提案があったことを認め、提示内容の精査を開始したとコメント。「現時点で、当社株主は特に行動を起こす必要はなく、今回の提案が合意に至るとは限らない」とした。

同社は2016年10月以降、2度にわたり業績予測の下方修正を行っているほか、中核事業の病院経営が競合のラムゼー・ヘルスケアの業績を下回るなど、業績悪化が懸念されていた。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 医療・医薬品金融マクロ・統計・その他経済

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