円谷プロ全面勝訴、タイ人実業家らとの争い

円谷プロダクション(東京都渋谷区)は24日、自社が保有する「ウルトラマン」シリーズの日本国外利用権を巡る訴訟について、米カリフォルニア中央区地裁で同社の主張を全面的に認める判決が下されたと発表した。

訴訟では、タイ人実業家が1976年に円谷プロの代表者から、ウルトラマン・シリーズの日本国外での利用権を永久取得したと主張。円谷プロと、実業家から権利を継承したとするユーエム(東京都港区)との間で争われてきた。

円谷プロによると、判決は実業家が所有する利用権の契約書が真正でないと認め、円谷プロがウルトラマンのキャラクターに基づく作品や商品を日本国外でも展開する一切の権利を有すると確認。権利侵害に対する損害賠償も認めた。

文書が真正かどうかについては、これまでも日本、タイ、中国の裁判所でそれぞれ争われ、日本と中国では真正な文書とし、初期シリーズの利用権をタイ人実業家らに認める判決が確定。タイでは円谷プロの勝訴が確定していた。

円谷プロは、今回の勝訴判決は膨大な資料や証人、筆跡鑑定に基づいて下された判決で、これまでの長い係争の集大成と考えるとコメントしている。


関連国・地域: タイ
関連業種: 社会・事件政治

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