郵船ロジ、ダナンで自社倉庫を開所

郵船ロジスティクスは24日、中部ダナン市で自社倉庫を新たに開設した。同社によればベトナム中部における自社倉庫は日系物流企業で初となり、発展する中部の物流需要のいち早い取り込みを図る。

郵船ロジスティクスはダナン市に新たな自社倉庫を開設した=24日、ダナン市

郵船ロジスティクスはダナン市に新たな自社倉庫を開設した=24日、ダナン市

「ダナン・ロジスティクスセンター」はホアカイン工業団地の拡張部分にあり、ベトナム法人の郵船ロジスティクス(ベトナム)が運営する。倉庫面積は約1万平方メートル。

同日に催された開所式では、南アジア・オセアニア地域の統括会社、郵船ロジスティクス(SAOリージョン)の間庭浩リージョナル・ディレクターがあいさつ。観光都市として発展するダナン市など中部地域の経済成長に伴い「物流への要求も増大・多様化しており、われわれもサプライチェーンの充実と進化が求められる」と自社倉庫設立の背景を語った。

また郵船ロジスティクス(ベトナム)の中尾英道社長によれば、ダナン市の倉庫は「南北の物流をつなぐターミナルとしての機能も併せ持つ」。例えば、ハノイから中部への貨物とハノイから南部への貨物を混載し、ダナン市で中継して南部へ行くトラックに乗せ換えることで、積載効率の向上や輸送コストとドライバーの負担軽減を図る。

今年1月の東南アジア諸国連合(ASEAN)域内の関税撤廃や、今後の発効が見込まれる欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)、米国抜きの環太平洋連携協定(CPTPP、TPP11)による貿易の活性化も期待でき、郵船ロジはベトナムを「最も注目する国の一つ」(間庭氏)と位置付けている。ダナン市の倉庫は同社にとってベトナム5カ所目の自社物流施設で、そのほかに北部バクニン省、ハイズオン省、ハイフォン市、南部ビンズオン省の拠点なども含めてベトナム全土に合計約11万平方メートルの物流施設を展開している。


関連国・地域: ベトナム日本
関連業種: 運輸・倉庫

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