《日系進出》挙式企画のエスクリ、台北にサロン

挙式や披露宴の企画・運営を手掛けるエスクリは23日、台北市内にアジアで初となる現地法人と直営サロンを設立すると発表した。日本国内のウエディング市場が低迷する中、成長が見込めるアジアからの訪日ウエディング需要を取り込み、ウエディング市場の活性化につなげたい考え。

現地法人の名称は「愛思礼婚礼(エスクリ台湾)」で、台北市大安区に3月16日付で設立した。資本金は1,500万台湾元(約5,480万円)。

直営サロン「ブライトデイウエディング」は、大安区の台北捷運(MRT)忠孝復興駅近くに開設。4月16日付で正式にオープンした。営業面積は約50坪で、日本で研修を受けた日本人と台湾人のスタッフが各1人常駐する。サロンでは、沖縄や北海道、東京など日本国内のほか、インドネシアのバリ島、米ハワイ、グアムでの挙式プランを台湾人向けに提供。エスクリが運営する日本全国30カ所の結婚式場のほか、顧客の要望に合わせて他社の式場でのプランも柔軟に対応する。

エスクリの広報担当者によると、同社は2015年8月から、中国や台湾、韓国などアジアの消費者をターゲットにしたリゾートウエディングのプロモート活動に力を入れており、台湾からの訪日観光客が増加している点に着目したという。「台湾のリゾートには式場がないため、リゾートで挙式したいというニーズに応える。挙式と観光、両方の需要を取り込めるという利点もある」と説明。また、「台湾は高い成長が見込める市場。今後も継続してサロンを増やすなど、台湾市場の開拓も視野に入れている」とコメントした。

■リゾートウエディングの需要が旺盛

沖縄県観光振興課によると、17年に沖縄でウエディング(撮影・レストラン利用含む)を挙げた県外・海外からのカップルは前年比2.1倍の1万7,288組で、このうち海外からは過去最高の2,066組が訪れた。

うち国・地域別では、香港からが1,218組(14.4%増)で最多。以下、台湾からが596組(8.4%増)、中国からが164組(15.5%増)、韓国からが49組(29.0%増)などとなり、アジアからの利用客が軒並み増加している。

直営サロンの「ブライトデイウエディング」=台北(エスクリ提供)

直営サロンの「ブライトデイウエディング」=台北(エスクリ提供)


関連国・地域: 台湾日本
関連業種: 商業・サービス観光・娯楽

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