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ポスコ、グループ全体でEV事業に注力

韓国鉄鋼大手のポスコは、グループ全体で電気自動車(EV)関連事業の育成に注力している。非鉄鋼分野で収益源を確保する狙いがある。16日付韓国経済新聞が伝えた。

ポスコは4月、韓国で初めてEVバッテリー向け水酸化リチウムの生産を全羅南道光陽市にある光陽製鉄所で開始。年産能力は1,500トン。韓国ではバッテリー用リチウムはこれまで、全量を輸入に頼ってきたが、今後はポスコが自前で生産して、LG化学やサムスンSDIなど地場リチウムバッテリーメーカーに供給する。

EV向け鋼板の採用も拡大している。自動車用の超高強度の高級鋼板「ギガスチール」は、ルノーサムスンをはじめ、米ゼネラル・モーターズ(GM)など海外大手メーカーのEVに供給されているとみられる。

大手総合商社のポスコ大宇は、無方向性電磁鋼板と呼ぶ特殊な鋼板を使った高効率の駆動モーターを供給。ポスコESMとポスコケムテックは、リチウムイオン電池の主要部材となる「正極材」と「負極材」事業をそれぞれ手掛けている。ITサービスを手掛けるポスコICTは、EV充電インフラ分野で国内最大手だ。韓国に3,000器の充電器を設置・運営している。

鉄鋼分野は浮き沈みが激しく、米国政府による韓国製鉄鋼製品に対する反ダンピング(不当廉売)関税が相次ぐなどの不安要素がある。ポスコグループは収益源の多角化に向けて、非鉄鋼事業に力を入れており、EV関連分野は新事業の筆頭に挙げられる。


関連国・地域: 韓国
関連業種: 自動車・二輪車鉄鋼・金属その他製造マクロ・統計・その他経済

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