いすゞ、ユーロ4対応トラック投入

いすゞベトナムは12日、中大型トラック「フォワード」と軽トラック「QKR」の新モデルを発表した。今年から販売されるディーゼル車に義務化された欧州排ガス基準「ユーロ4」を満たすモデルをいち早く導入することで、国内で高まる環境重視のトレンドをリードする。

新モデルは、フォワードのNシリーズ(シャシー重量:5.5~9トン)、Fシリーズ(同11~24トン)とQKR(同5~5.5トン)。ユーロ4に合わせてエンジンは燃費性能の良いコモンレールエンジンの新型「いすゞブルーパワー」を搭載する。いすゞベトナムは一部モデルについては2008年からコモンレールを導入しており、ディーラー店にはアフターサービスのノウハウがある。いすゞベトナムの能登秀一社長は新モデルの発表会で、「サポートについての10年間の蓄積が強み」と差別化に自信を見せた。

いすゞベトナムは欧州排ガス基準「ユーロ4」に対応したトラックを投入する=12日、ホーチミン市

いすゞベトナムは欧州排ガス基準「ユーロ4」に対応したトラックを投入する=12日、ホーチミン市

開発は、タイにある新興国向けトラック開発統括会社「いすゞ・グローバル・CVエンジニアリング・センター(IGCE)」が主導した。ベトナムなど東南アジアの悪路や、重量がある貨物を搭載した走行を想定し耐久性を備えている。3モデルはベトナム国内で組み立てているため、1月に施行された完成車(CBU)輸入を制限する政令116号(116/2017/ND―CP)の影響は受けない。

国内では首相決定49号(49/2011/QD―TTg)に基づき、ユーロ4に対応していないディーゼル車には今年から登録証明書を発行されない。新ルール施行前に登録証明書を取得した旧基準の車両の在庫が市場ではまだ販売されているが、いすゞベトナムは「ベトナムではここ数年、環境に対する意識が急速に高まっている」(能登社長)としてユーロ4対応への切り替えを先導する。

また能登社長は、「(トラックなどに特別な装置を搭載した)特装車のニーズは、過去2~3年をはるかに上回るペースで加速していく」として、架装企業との協業を強化して高度化かつ多様化する物流に対応したトラックを強化していく方針を明らかにした。


関連国・地域: ベトナム日本
関連業種: 自動車・二輪車

その他記事

すべての文頭を開く

タクシー2社が生き残り策 業績悪化続くもデジタル投資拡大(06/19)

現代自、16人乗りミニバン「ソラティ」発売(06/19)

肥料メーカー、VAT優遇で業績に追い風(06/19)

東レ、駐在員事務所をハノイに設立(06/19)

セメント協会、新規案件の実施延期を要請(06/19)

韓国企業、未来アセット向けシステム構築(06/19)

アクロとFPT合弁、年商3億円目標(06/19)

ベトテル、新設の会長職に現社長(06/19)

宝成の越工場4カ所、生産ラインは全面回復(06/19)

オクスレー、MKタオディエンの株式49%取得(06/19)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社エヌ・エヌ・エーは一切の責任を負いません。

出版物

各種ログイン