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アッドバリュー、米社と実現可能性調査で契約

シンガポールの衛星通信事業者アッドバリュー・テクノロジーズは10日、航空宇宙事業を手掛ける米企業と「衛星間データ中継システム(IDRS)」の実現可能性調査を実施することで合意したと発表した。低軌道で地球を周回する衛星との通信以外に活用する可能性を探る。

契約先の企業名は明らかにされていない。アッドバリューによると、この企業が商用目的で打ち上げる衛星に、子会社のアッドバリュー・イノベーションが開発したIDRSを搭載する計画だ。

アッドバリューは2015年12月に南洋工科大学(NTU)が打ち上げた通信試験衛星にIDRSを搭載し、低軌道で地球を周回する衛星との通信に関する実証試験を成功させた。従来、そうした衛星との通信は地球上の観測所から見える位置にある時間しか行えなかったが、IPベースの技術を使用したIDRSでは双方向に24時間、大容量のオンデマンド通信が可能だ。

アッドバリューは、19年以降にIDRS事業が業績に貢献するとの見通しを示す。今後もIDRSの新たな活用法を探求していくという。


関連国・地域: シンガポール米国
関連業種: 運輸IT・通信

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