中国通信大手の中国移動通信(中国移動、チャイナ・モバイル)と通信設備・機器の世界大手、中興通訊(ZTE)は2日、第5世代(5G)移動通信システムを使った電話サービスの実証実験に成功した。中国新聞社電が伝えた。
広州市に設けた5G基地局を介し実験を行った。コアネットワークなどは全て携帯電話向けサービスの国際標準化団体、3GPPが定めた5G規格に則った。
政府と3大キャリアは来年中に通信網の構築などを含む5Gの商用化準備を整え、2020年から正式に大規模商用化を実現することを目指している。
工業情報省(工情省)傘下のシンクタンクである中国情報通信研究院(CAICT)は、5G対応のスマートフォンの投入は19年後半ごろになるとみている。
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