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初代首相私邸の扱い、3つの選択肢提示

シンガポール初代首相で「建国の父」と称される故リー・クアンユー氏の私邸の取り扱いについて、政府の閣僚委員会は2日、歴史的なモニュメント(記念碑)としての保存などを含む3つの選択肢を提示した。オクスレー・ロード38番地の邸宅の行方を巡っては昨年、同氏の息子で現首相のリー・シェンロン氏と弟妹の間で論争が勃発。国民の高い関心を集めていた。閣僚委員会は最終決定を未来の政府に委ねる姿勢で、リー首相も提言を受け入れる考えを示している。