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競争委、グラブのウーバー事業統合に「待った」

シンガポール競争委員会(CCS)は3月30日、配車アプリの開発・運営を手掛ける地場グラブによる米ウーバー・テクノロジーズの東南アジア事業の買収が競争法に抵触する疑いがあるとして、市場競争を担保するための暫定措置を両社に提案した。調査が完了するまでそれぞれ独立した価格体系やサービス内容を維持するよう求めている。

グラブは先に、ウーバーがシンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、ミャンマー、カンボジアの8カ国で展開する事業を譲り受けると発表。ウーバーは代わりにグラブの株式27.5%を手にする。

これを受け、各国ではグラブが配車サービス市場で独占的な地位を築くとの懸念が浮上している。CCSも独自に調査を開始していたが、今回「競争法に抵触する恐れがあると判断する十分な根拠がある」とコメント。調査はまだ完了していないとした上で、当面は従来の形でのサービス継続を求めるほか、顧客や運転手、運賃設定などに関する互いの機密情報を入手しないよう要請した。

グラブは4月8日から自社とウーバーのサービスを統合するとしているが、これに「待った」をかけた格好だ。CCSがこうした暫定措置を提案するのは、2005年の設立以来初めて。

グラブとウーバーは今回の暫定措置に異議を申し立てることができる。グラブは遅くとも16日までにCCSに対して立場を表明する方針だ。


関連国・地域: シンガポール米国
関連業種: 運輸IT・通信マクロ・統計・その他経済

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