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永豊余、トイレットペーパーをフル稼働生産

台湾製紙大手の永豊余投資控股は28日の業績説明会で、2月末からのトイレットペーパー買い占め騒動を受けて、トイレットペーパーの生産ラインがここ1カ月以上、フル稼働を続けていることを明らかにした。

28日付鉅亨網などによると、同社の広報担当者は「大半の販売業者でトイレットペーパー不足は解消されたが、電子商取引(EC)サイトでの需給が依然ひっ迫している」と説明。市民が値上がりへの懸念からトイレットペーパーを買い占める動きはまだ起きているとして、同社は人材と生産能力をフル稼働して生産を急いでいる。

台湾では春節(旧正月)連休明けに、「台湾製紙各社が早ければ3月中旬にもトイレットペーパーを値上げする」とのうわさが広がり、一部の小売店で買い占めや品切れが続出。政府の公平交易委員会(公平会、日本の公正取引委員会に相当)は値上がりのうわさを流した量販店「大潤発(RTマート)」に罰金350万台湾元(約1,270万円)を科すと発表した。

■17年純利益は11倍

永豊余が同日発表した2017年の連結業績は、純利益が前年比11.7倍の16億600万元となり、6年ぶりの高水準を記録。売上高は5.4%増の667億6,900万元で過去最高だった。工業用紙やパルプ事業の好調が押し上げた。

同社は第1四半期(1~3月)の展望について、「例年の閑散期を迎えているが、紙パルプ価格が高水準で推移し需要も旺盛なことから、市況を楽観できる」と予測。消費財分野については、「17年から中国で経営転換を行い、ブランド販売比率を引き下げた効果があり第4四半期(10~12月)に黒字転換した。出荷価格も上昇し、需要も旺盛なことから、売上高、利益ともに拡大する」と楽観している。


関連国・地域: 台湾
関連業種: その他製造マクロ・統計・その他経済

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