テイクオフ:オフィス引っ越しの際、…

オフィス引っ越しの際、部屋に合うサイズのテーブルが見当たらず、仕方なく自分で作ることにした。ハードウエア店で板と脚を買い、板をノコギリで切り、やすりをかけ、ニスを重ね塗りして仕上げる。その制作過程で思ったのは、オーストラリアには日本の「かんな」がないことだ。

否、あるにはある。かんなは「Plane」と言うらしいが、自動車模型のようなその器具は何か全く別物のようで、使い勝手がやや違う。ひと擦りすれば一筋の木片が舞う、あの四角い木製かんなが恋しくなり、日本の通販サイトで調べると、垂涎のかんなはたくさんある。日本刀の鍛冶職人と同じ伝統技術が詰まっているのだろう。

オーストラリアに限らず、海外の住宅を見ていて痛感するのは、外観が豪華でも、屋内の細部の作りが雑なことだ。日本のかんなが使われていないからかもな、と独りごつ。(西嵐)


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 社会・事件

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