テイクオフ:香港礼賓府(行政長官公…

香港礼賓府(行政長官公邸)が先ごろ、1日だけ一般公開された。昨年7月に林鄭月娥(キャリー・ラム)氏が行政長官に就任してからでは2度目。行列ができるほどの人気と聞き、昼時を狙って足を伸ばした。

これまで外観を眺めるだけだった公邸。内部には手入れされた庭が広がり、白を基調としたコロニアル様式の建物が鎮座する。その向こうには奇抜な形の高層ビル群。狭い土地にさまざまな要素が凝縮された香港らしい風景だ。カメラのシャッターを切るうち、いつの間にか入場規制が敷かれ、長蛇の列ができていた。

今回は会えなかったが、午後には林鄭長官も現れて市民と交流したという。当日の訪問者数は前回の2倍以上となる1万1,000人超。普段目にできないものを見たい。政治への関心の高まり以上に、行列の向こうに見え隠れしたのは純粋な好奇心。その辺は万国共通なのかもしれない。(亀)


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