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テイクオフ:台北MRT淡水信義線は…

台北MRT淡水信義線は、奇岩駅から関渡駅まで逆U字型に弧を描いて走る。弧の内側は湿地と水田が広がる「関渡平原」。なぜ交通至便な平原が開発されないままなのか、長らく疑問だった。

800ヘクタールの関渡平原を、半農生活提唱者の陳青松さんと歩いた。陳さんいわく、基隆河と淡水河が交わる関渡は水害多発地帯。平原は天然の調整池の役割を果たし、市は60年代から一切の建設工事を禁じる「禁建令」を敷いている。ただ歴代市長は博覧会やスポーツ大会開催を口実に開発したがった。国民党は禁建令の傍ら、財団経由で平原の土地4~5割を入手したとも。

柯文哲市長は関渡平原を保護し、耕作地と農業公園を共存させる案を提唱中。だが投資でもうけたい地主たちが反対しており、開発気運が再燃する懸念もある。ヤイロチョウやカワセミの大群をいつまで愛でられるのか、予断を許さない。(淳)


関連国・地域: 台湾
関連業種: 社会・事件

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