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円高で日本製品値上げ、香港の小売業

円高・香港ドル安の進行を受け、香港の小売業界で日本からの輸入製品を値上げする動きが出ている。日本製の菓子などを販売する「759阿信屋」はこれまでに最大で3%値上げした。円の上昇が続く場合、価格を再度見直すことも視野に入れている。13日付香港経済日報が伝えた。

759阿信屋を傘下に持つCECインターナショナル・ホールディングスの林偉駿会長によると、商品の回転率が速いため円高の影響を避けられず、値上げせざるを得ない状況だという。

同社は円高の影響で赤字を初めて計上した2016年から日本製品の比率を徐々に減らし、昨年末までに約3割に縮小していた。しかし日本製品の人気は根強いことから、今後は同比率を5割余りまで拡大する方針だ。

円高の影響を値上げ以外の形でカバーしようとする小売企業もある。

日本の菓子などを輸入販売する江戸貿易は、円高の進行を受けて新商品を拡充することを決定。黄偉鴻最高経営責任者(CEO)は「売れ筋商品は値上げしづらい」とし、これまで取り扱っていなかった日本製品のほか、韓国や東南アジア製品を増やして対応している。

一方、香港デベロッパー大手、新鴻基地産発展(サンフンカイ・プロパティーズ)傘下の日本式百貨店「一田百貨(YATA)」は、日本円の上昇が始まってから期間が短いとして、静観する構え。訪日旅行を取り扱う旅行会社も「現時点で円高の影響はない」との見方を示している。


関連国・地域: 香港日本
関連業種: 金融小売り・卸売り観光

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