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ハノイでものづくり商談会、138社が出展

ビジネスマッチング事業などを手掛ける日系ファクトリーネットワークアジア(FNA)グループと製造業向け情報発信などを展開するNCネットワーク(東京都台東区)が主催する「FBCハノイ2018ものづくり商談会」が、8日に開幕した。ハノイでの開催は昨年に続き2回目となり、製造業を中心に138社が140ブースを出展している。

自動車用電装部品などの製造を手掛ける日昌製作所(茨城県日立市)の現地法人、日昌製作所ベトナムは、今年初めて出展した。横山大悟社長は、現在の取引先はすべて日系企業とした上で、「ベトナムに進出してから5年目と比較的新しいため、商談会を通じてまずは会社のことを知ってもらいたい」とコメント。ベトナム企業とも取引を開始し、販路を拡大していきたい考えを示した。同社は、2014年4月から北部ハナム省のドンバン第2工業団地で工場を操業し、自動車関連部品などを製造している。

ベトナムのほか、タイから出展している企業もある。自動車用安全部品などを製造する阪口製作所(京都市)は、昨年から2回連続で出展している。財務・開発を担当する高坂憲生課長は、「昨年出展した際にベトナム企業のティア1(一次請け)メーカーから引き合いがあり、ベトナムに進出してほしいとの要望を受けたが、まだまだ二輪車中心のベトナムに進出するのはリスクが高い」と説明。「ただ、タイのように自動車が普及すれば、進出するメリットはある」と話し、出展を通じて引き続きベトナムの市場調査や情報収集をしていく方針を示した。

■来場者3千人の見込み

一方、バイヤー企業エリアには、ホンダ・ベトナム(HVM)やキヤノン・ベトナム、パナソニックプロダクションエンジニアリング、BMW(タイランド)などの大手を含む企業が出展している。キヤノン・ベトナムは、国内で生産するプリンター向け部品の調達を目的に出展。同社の新井康仁氏は、「ベトナムには機械部品(外装部品)を製造している企業はあるが、電子・電気部品の調達が難しい」と話し、生産能力に見合うよう現地調達率を拡大させていきたいと述べた。

FNAタイランドの北村淳代表によると、ベトナム地場の出展企業は昨年が8社だったのに対し、今年はハノイ市商工局の協力を得て、3倍以上の26社が出展している。バイヤー側も、自動車や電機などさまざまな分野の企業が出展していることが特徴という。

同商談会は、きょう9日まで南トゥーリエム区の国立展示建設センター(NECC)で開催されている。入場無料で、開催時間は午前9時~午後5時。日本の銀行と自治体など計14団体が共催し、昨年と同規模の約3,000人の来場が見込まれている。

今年初めて出展した日昌製作所ベトナムのブース=8日、ハノイ

今年初めて出展した日昌製作所ベトナムのブース=8日、ハノイ


関連国・地域: ベトナム日本
関連業種: その他製造マクロ・統計・その他経済

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