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テイクオフ:駐在員向けの安全セミナ…

駐在員向けの安全セミナーに参加した。当地で日本人が遭いやすい犯罪は、スリ、置引、路上強盗。深刻な被害に発展する恐れはまずないが、日ごろから対策を考えておくべきという。

感心したのは、強盗に渡す用のフェイク財布を持つ人が、参加者の中にちらほらいたこと。帰宅後さっそくタンスから古い財布を出してかばんの中に追加した。その後外出してみると、これが気の持ちようというのか、すれ違う人がみな、こちらの財布を狙っているかのごとく思えてならない。「もう1つ持ってるだろ?」――フェイク財布の存在までが見抜かれているようで落ち着かない。

想像の段階ですでにこの弱気。いざ強盗に遭遇となったら、フェイクどころか全ての持ち物を渡してしまうに違いない。安全対策のビギナーには、財布の数を増やすより、財布の中身を減らして用心するくらいがちょうどいいのかもしれない。(成)


関連国・地域: フィリピン
関連業種: 社会・事件

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