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テイクオフ:休日の朝、ノックの音に…

休日の朝、ノックの音に寝間着のままドアを開けると、マンションのアドミン(管理人)の男性が脚立を持って立っていた。呼んだ覚えはないが、何かの検査かと思って招き入れ、渡された紙を確認。ようやく事態を理解した。うちではない。D棟とB棟を間違えたのだろう。間違いだと説明したが、とりあえず点検させてくれと譲らない。結局、片付いているとは言い難い部屋を土足でくまなく点検される羽目になった。

「ついでだし、何かご用命は?」。最終的に、流しの下のグリーストラップ(排水をこす装置)を掃除してもらうことになった。部屋に鼻が曲がりそうな臭いが充満する。なんてさわやかな朝だ。

とはいえ、丁寧な仕事ぶり。チップを渡すと「今度からアドミン通さずに呼んでよ」と電話番号を差し出された。なかなか鮮やかだ。最初のあれは本当に勘違いだったのか、妙に勘ぐってしまった。(あ)


関連国・地域: フィリピン
関連業種: 社会・事件

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