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テイクオフ:日本では小春日和といえ…

日本では小春日和といえば、11~12月ごろにそれまでの寒さとは打って変わって、春のように穏やかで晴れた日を指す。

一年中高温多湿のシンガポールでは雨期と乾期があるだけだが、それでも時折、季節の移り変わりを感じることがある。年末年始は雨期に当たり、このところ灰色の雲に覆われる日が続いている。だが先日、昼下がりに外出すると、朝方に降った雨が上がり、雲間から光が差し始めた。緑の多い場所では鳥のさえずりも聞こえる。熱帯といっても豪雨の後は涼しさを通り越して寒さを感じることもあり、さっきまで雨と冷房で縮こまっていた体も、木漏れ日を見ていたらなんだか軽くなってきた。一瞬、日本の小春日和を体験しているような錯覚に陥った。

暑すぎず寒すぎず、穏やかで過ごしやすい――。雨期の合間の晴れ間のひとときが、当地では一番快適な時間と言えるかもしれない。(雪)


関連国・地域: シンガポール日本
関連業種: マクロ・統計・その他経済社会・事件

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