韓国の電気バスメーカー、エディソン・モーターズ(旧TGM)は、タイの首都バンコクで来年6月に電気バスの試験運行を開始する。21日には、タイの関係4機関と試験運行に関する覚書を交わした。22日付バンコクポストが報じた。
覚書を交わしたのは、バンコク首都圏で路線バスを運行するバンコク大量輸送公団(BMTA)、国立キングモンクット工科大学トンブリ校(KMUTT)、タイ研究基金、タイ発電公団(EGAT)。
エディソンの電気バスをBMTAのバスルート20、21、76、140、141で試験運行し、1回の充電における最長走行距離やバッテリーの消費量などを調査する。同バスは韓国で1回の充電につき最長170キロの走行が可能だが、バンコクのような高温下での走行状態を把握し、実用化につなげる。運行期間中はバンコクのバンクンティアン地区で、KMUTTが充電スタンドを提供する。
エディソンは6月、タイの自動車関連4社に電気バス生産の技術を供与することで覚書を締結。現地生産に向けた事業化調査も進めている。
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