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【アジア取材ノート】「韓国の秋葉原」、50年ぶりリニューアル

「韓国の秋葉原」として知られたソウル市の複合商業施設「世運商店街(セウンサンガ)」(鍾路区)が、50年ぶりにリニューアルした。1970~80年代を通じては、電機・電子など都心産業のメッカとして人気を博したが、90年代に入ってからは、同様の施設の出現や江南エリアの発展、再開発計画の失敗などから訪問客が急減。衰退の一途をたどった。今は、ソウル市による「再生」計画の下、江北エリアの第4次産業革命の拠点に生まれ変わろうとしている。(坂部哲生=取材・写真)