11月の二輪車販売、過去最高の12.6万台

フィリピン自動二輪開発計画参加社協会(MDPPA)は、日系メーカー4社に台湾系キムコ(光陽工業)を加えた加盟5社の11月の新車販売台数(卸売りベース)が、前年同月比17.9%増の12万6,139台だったと発表した。9月の12万5,000台を上回り、単月の過去最高を更新した。単月で10万台を超えるのは9カ月連続。前年同月超えは2年5カ月連続となった。

販売台数をメーカー別にみると、シェア1位のホンダ・フィリピン(HPI)が23.2%増の5万1,563台。10月に欧州の排ガス規制「ユーロ3」対応の新型を投入した、主力のバックボーン型マニュアル(MT)車「TMX125α」の販売が好調で、全体の成長をけん引した。

このほか、11月はスクーター「ビートFi」が8,459台と、前年同月から4.2倍に拡大した。HPIの三原大樹社長はNNAに対し、「経済の好調を背景に、初めて二輪車を購入する若い個人ユーザーが増えている。価格的に購入しやすいスクーターの需要は今後も伸び続けるだろう」との見方を示した。

2位のヤマハ・モーター・フィリピン(YMPH)は20.1%増の4万356台。最量販車種であるスクーター「ミオi125」が30.2%増の1万3,548台に拡大した一方、「ミオ・スポーティー」は56.5%減の4,471台に落ち込んだ。

3位カワサキ・フィリピンは13.1%増の1万9,239台、4位スズキ・フィリピンは4.0%増の1万4,048台。5位キムコは8.4%減の933台と、加盟5社で唯一のマイナス成長だった。

排気量別の販売台数は、51~125ccが10万1,346台で、全体の80.3%を占めた。126~250ccは2万4,577台と4カ月連続で2万台を超えた。251cc以上は216台だった。

■1~11月は120.5万台

1~11月の販売台数は120万4,737台で、前年同期から14.9%拡大した。販売台数をメーカー別にみると、HPIが9.5%増の49万66台でシェアは40.7%。2位YMPHは35.7%増の37万4,675台、3位カワサキは5.4%増の18万1,739台、4位スズキは5.7%増の14万7,307台となった。唯一のマイナス成長となった5位キムコは、18.6%減の1万950台だった。

MDPPAの2016年通年の新車販売台数は、卸売りベースで114万338台。HPIの三原社長は17年通年の市場規模について、「集計方法によるので一概には言えないが、小売りベースで前年比10%程度の拡大を予想している」と述べた。


関連国・地域: 台湾フィリピン日本
関連業種: 経済一般・統計自動車・二輪車

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