中小企業向け融資、年率11%で拡大

インドの格付け大手クリシルによると、国内の中小零細企業(MSME)に対する融資の伸び率は、2018/19年度(18年4月~19年3月)まで年平均11%となる見通しだ。過去5年間同様、非銀行金融会社(NBFC)が中心的な役割を担う。ザ・ヒンズー(電子版)が24日に伝えた。

クリシルによると、16/17年度まで5年間の伸び率は13%だった。今後の伸び率はこれを下回るが、銀行融資全体の7%を上回る。MSME向けの融資では、過去5年間もNBFCが積極姿勢を見せ、融資残高を4倍に増やしていた。この結果、14兆ルピー(約24兆円)規模のMSMEへの融資全体に占めるNBFCの比率は、5年前の8%から18%に拡大している。

MSME向けの融資が拡大する理由として、クリシルは金融機関による融資、それ自体の浸透不足と利ざやの大きい小規模融資に注力する貸し手の姿勢を挙げた。物品・サービス税(GST)の導入による透明性の向上、「構造的な変化」も追い風との見方だ。クリシルは一方で、紙幣刷新を受けた資金繰りの悪化などによるMSMEの資産の質の低下に触れ、融資の機会は豊富だが、危機管理の観点からは各業界、各企業の状況の把握が不可欠と指摘している。


関連国・地域: インド
関連業種: 経済一般・統計金融・保険

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