コンビニエンスストア大手ファミリーマートは10月30日、フィリピン事業のパートナーを変更すると発表した。財閥アヤラ・グループなどとの合弁を解消し、石油元売り大手フェニックス・ペトロリアム・フィリピンとライセンス契約を結ぶ。フランチャイズを中心に全国に500カ所以上の給油所（ガソリンスタンド）を展開するフェニックスの物流網と店舗運営のノウハウを強みに、地方への出店を進める。９月末時点で68カ所の店舗網を５年後には300カ所へ拡大する計画だ。