ボルボ輸出拡大、インドネなど3国に照準

乗用車を販売するスウェーデン系のボルボ・カー・マレーシアは、東南アジア各国への輸出を拡大する方針を打ち出した。インドネシア、フィリピン、ベトナムへの出荷を視野に入れている。12日付エッジ・ファイナンシャル・デーリーが伝えた。

ボルボ・マレーシアは現在、タイと台湾に年1,800台を輸出しているが、レナート・ステグランド社長は「向こう数年間で、輸出台数を年5,000台に引き上げたい」との意向を表明。目標達成に向け、近くインドネシア、フィリピン、ベトナムへの輸出を開始し、将来的にはラオスとカンボジアへの出荷も検討していることを明らかにした。

同社は輸出増を視野に入れて、スランゴール州シャアラム工場の設備拡張を進めている段階。2,000万リンギ(約5億3,200万円)を投じて年産能力を5,000台に拡大したばかりだが、ステグランド社長は「さらに増産できる態勢を整えるため、年産能力を7,000台に引き上げたい」としている。投資額は明らかにしていない。

ボルボは2010年に、中国の浙江吉利控股集団(吉利集団)によって買収されている。吉利集団は今年7月、国民車メーカー、プロトンへ49.9%出資を実施。その際、ボルボ車の生産拠点としてマレーシアを活用する方針を示し、22年までに東南アジア市場向けハブとする計画を明らかにしている。

また、ボルボ・マレーシアは11日、セダン「S90」のT8エンジン搭載モデルを発表した。総排気量は1969ccで、最高出力は407馬力。価格は「インスクリプション」タイプが36万8,888リンギ、「インスクリプション・プラス」が38万8,888リンギに設定されている。


関連国・地域: 中国マレーシア欧州
関連業種: 経済一般・統計自動車・二輪車

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