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大塚、豪デジタル企と製品有効性調査へ

大塚ホールディングス傘下の大塚ファーマシューティカルD&Cが9日までに、オーストラリアで精神疾患診断用のデジタルツールを開発するメディバイオと、統合失調症治療薬エビリファイの効果と適切な投与量を確認するためのツールの有効性を研究する90日間の共同企画を実施する契約を交わした。エビリファイは特許が切れているため、大塚ファーマシューティカルD&Cは、今回の共同研究の結果を基に効果を最大限に発揮する用量などを見極め、売上げを確保していくとみられている。【NNA豪州編集部】